2007年 05月 18日
『刑事コロンボ 夜の仮装』 |

このエピソード『夜の仮装』は「幻の娼婦」として映像化されているみたいですが、どうも新シリーズのエピソードはDVD化されおらず入手困難なので、小説で読んでみました。
ブックオフで105円だった。
『刑事コロンボ』の小説版を読むのはこれが初めてだったんですが、うーん、まあ、そこそこです。
エピソード自体が大したものじゃないですからね。
犯人がそんなに悪い人でもないし。
自己中じゃないし、傲慢じゃないし。往生際が良いし。
『コロンボ』は犯人の性格が悪ければ悪いほど、狡猾なら狡猾なほど、しぶとければしぶといほど、話が面白くなるので。
最後のトリックも、まあそうだな、という感じで心に残るものでもなかったです。
しかし、まあ、読み終えた後はなんか心が温かくなりました。女の人が犯人だと、最後にコロンボと犯人がちょっと仲良くなって終わる、というパターンが多くなるみたいです。
文章は名文でもないけど悪文という訳でもなく、とりあえずスイスイ読めるので、合計で3〜4時間程度で読み終わった。映像で観るともっと速いんだけど、まあ許容範囲です。
映像作品と同じ感じで楽しめました。
というより、あまりにドラマそのままで、犯人やコロンボの内面の心理描写がほとんど無かったのは残念でしたが。もうちょっと、小説の強み(特に内面描写)を活かして欲しかったですね。
by d-rice
| 2007-05-18 21:17
| 小説レビュー

